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TOSS HIT 山下正範
千田貞暁は宇品港(現在の広島港)を造ったことで、有名な人物である。副読本の内容を、パワーポイントを使って授業すれば、楽しく授業できる。
この授業では、宇品港建設には、漁民達の苦労もあったという、歴史の影の部分も扱いたい。
発問1 千田貞暁さん。明治時代の人です。この人はある立場として広島にやってきました。今は藤田雄山さんがこの立場にたっています。今でいうと、どういう立場ですか。
県知事です。
説明1 当時は県令といっていました。千田貞暁さんが広島に県令としてきた頃の様子について話ます。画面をみなさい。
(説明をする)
発問2 こうした状況の中、千田貞暁さんは、広島を発展させるためには、あるものを造ることが必要だと考えました。あるものとは何でしょう。
港です。
発問3 港をどこに造ればよいでしょうか。次の4つの選択肢の中から選びます。(A〜Dを出す)
選んだ記号をノートに書きなさい。
挙手で確認後、理由を聞く。
説明2 正解はDです。千田貞暁は、皆実新開と宇品島の間に堤防を造り、その中を埋め立てて、船をとめるところや、宇品と広島のまちを結ぶ車道をつくろうとしました。こうして、広島を発展させようと宇品港建設を計画した千田貞暁、立派だと思う人?
発問4 では、こうした港を造る計画について、当時の人はみんな賛成したのでしょうか。それとも反対した人がいるのでしょうか。みんな賛成したと思う人は○、反対した人がいると思う人は×とノートに書きなさい。
説明3 正解は×です。中には反対した人もいたのです。
発問5 では、どんな人が反対したと思いますか。A商人 B農民 C漁民 D政治家
反対したと思う人の記号をノートに書きなさい。
挙手で確認する。その理由を直接きく。
説明4 正解はBとCです。とくに漁民は強く反対しました。
発問6 漁民に強く反対された千田貞暁はどうしたと思いますか。
漁民を説得した。
説明5 教科書には、千田貞暁の広島の発展を願う熱意にうたれ工事に協力したと書かれていますが、先生が読んだ本には、実は、漁民をおどかして無理やり工事に踏み切ったと書かれていました。
発問7 漁場を奪われた漁民はどうなったと思いますか。
説明6 千田貞暁は、漁民には砂利運搬などの仕事を与えたそうです。しかし、その仕事に納得がいかない漁民は、広島を離れる決意をしました。
発問8 広島を離れてどこへ行ったと思いますか。
説明7 正解はハワイです。当時、ハワイで移民募集の知らせがあり、それを見た漁民達、5000人近い人がハワイへ移住したそうです(サイトを提示)。
ハワイには、祖先が広島出身の日本人がたくさんいらっしゃいます。ハワイの町では、広島弁が聞こえてくることもあるそうです。5年と3ヶ月、今のお金でいうと、45億円をかけて宇品港は建設されました。今では広島の玄関港としての重要な役割を果たしていますが、歴史の影には、このようなことがあったのです。
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