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広島県(廿日市市立四季が丘小学校)/向井 知瑞子(むかい ちずこ)
漢字を通して今も昔も変わらない子どもを大切に思う親の気持ちを子ども達に伝えたい。
授業でそのまま使える資料
説明 これは(資料 はじめ)中国で今から3500年ぐらい前に使われていた文字です。この文字が変化して,今皆さんが使っているある漢字ができました。
発問 その漢字は何でしょう。
指示 ノートに漢字を書いてください。
・子
(指名して発表→他の漢字を書いている人を指名して発表)
説明 「子どもの子」です。子どもが左右の手を動かしている様子を表しています。
説明 (資料クリック)この漢字の中に子どもがいます。子どもに何かをしています。
発問 この文字からできた漢字は,次のうちどの意味を持つでしょう。
ア しつける
イ おしえる
ウ そだてる
(ア、イ、ウ,それぞれ挙手をして確認する。)
説明 教になりました。教えるという意味です。
発問 では,子どもをどうやって教えているのでしょう。(資料クリック)これはその様子を表しています。何をしているのでしょう。
ア むちでうつ。
イ あたまをなでる
ウ だいている
(ア、イ、ウ、それぞれ挙手をして確認する。)
説明 実は,むちで打っているのです。子どもをむちで打って教えているのです。
説明 (資料クリック)この文字にも子どもがいます。人が子どもを背負っています。
発問 この文字は何の漢字になったでしょう。
指示 ノートに漢字を書いてください。
(指名して発表→他の漢字を書いている人を指名して発表)
発問 もう少し今の漢字に近づけてみましょう。(資料クリック)何の漢字でしょう。
・保
説明 「保つ」という字です。子どもの下のハは,昔中国で子どもを背負うときに使われていた「むつき」を表すという説と,「おむつ」を表す説があります。ちなみに「おむつ」のことを昔日本でも「むつき」とも言いました。何かつながりがあるのかもしれませんね。
説明 (資料クリック)この文字の中には子はいませんね。しかし、じつは、はまだおなかの中にいる形をなさない子,胎児,を表して いるのです。
発問 この文字からできた漢字は,次のうちどれでしょう。
ア 身
イ 包
ウ 巻
(ア、イ、ウ、それぞれ挙手をして確認する。)
説明 この文字からできた漢字はイの「包む」です。
説明 (資料クリック)この漢字の中にも子どもがいます。
長い髪の腰の曲がった老人を子どもが支えています。この文字から「親 を大切にする」という意味の漢字ができました。
発問 その漢字は何でしょう。
(指名して発表→他の漢字を書いている人を指名して発表)
説明 親孝行の「孝」という漢字になりました。
昔の人も時には厳しく子どもをむちで打って教えたり,背負ったり包み込んだりして大切に大切に子どもを育ててきたことが漢字からもわかります。
皆さんのお家の方も皆さんを包み,背負い,時に厳しく教え,大切に育ててこられたのです。 親が子を思い,子が親を思う気持ちは今も昔も変わらないのですね。